こんばんは。
ゴムの木の中でもちょっと変わった形をしているショーナンゴム。
細長い先の尖った下向きの葉に、細く動きのある幹が特徴ですね。
特徴的な樹形の割に、意外にもいろんな雰囲気の場所にもマッチしますし
水枯れにも寒さにも日当たりが弱くてもある程度耐えてくれます。
とっても使い勝手のよい観葉植物ですね。
さてこのショーナンゴム。名前のショーナンとはどういう意味なのか??
涼しげな印象から、湘南の海辺を連想しますが
湘南の街路樹にショーナンゴムなんて僕が見た限りありません。
ショーナンゴムは、漢字で書くと「昭南ゴム」
昭南とは、日本統治時代のシンガポールの事をさします。
その頃に日本に伝わったとされています。
今よりずっとずっと、南国育ちの観葉植物は珍しいものだった事でしょう。
流通も発達していません。当時の人たちは、1本手に入れるのにどのくらいの手間や苦労や
お金をかけていたのでしょう。。そんなショーナンゴムを見てなにを感じたのでしょうか!!
植物に限った話ではないですが、名前って面白い。歴史やドラマを感じます。
おばた