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🍂【11月のアマゾンオリーブ】
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| 白い幹で、ウンベラータよりも軽やかな葉ぶりが人気です。 |
🪴 1. はじめに
美しい光沢のある葉とスマートな樹形が魅力の「アマゾンオリーブ」は、スタイリッシュなインテリアにぴったりの観葉植物です。フトモモ科に属します。名前に「オリーブ」とありますが、実際のオリーブとは別種で、熱帯アメリカ原産の植物です。
すっきりとした佇まいと育てやすさから、オフィスやリビングにもおすすめの一鉢です。
🪴 2. 基本情報
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科属:フトモモ科(Myrtaceae)
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原産地:熱帯アメリカ
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特徴:細長く光沢のある葉が美しく、スラリとした幹とのバランスが上品な印象を与える。耐陰性があり、明るい室内なら育てやすい。
☀️ 3. 育て方のポイント
光
半日陰でも育ちますが、できるだけ明るい場所に置くと元気に育ちます。直射日光は葉焼けの原因になるため、レースカーテン越しなどの柔らかな光が最適です。
水やり
表土が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。過湿を嫌うため、受け皿にたまった水はこまめに捨ててください。冬場は水やりの頻度を控えめに。
温度
最低10℃を保てば冬越し可能です。寒冷地では室内の暖かい場所で管理しましょう。
用土
排水性の良い観葉植物用培養土が適しています。根腐れ防止のために鉢底石を敷くと安心です。
肥料
春〜秋の生育期に、月に1〜2回程度の液体肥料を与えると元気に育ちます。冬場は控えめに。
病害虫
ハダニやカイガラムシに注意。葉の裏も定期的にチェックし、異変があればすぐに対処しましょう。
🍂 4. 月別のお手入れのコツ(11月)
気温が下がってくる11月は、水やりの頻度を少しずつ減らし、乾燥気味に管理します。冷え込みが強くなる前に、室内の明るく暖かい場所への移動を検討しましょう。また、風通しを確保し、暖房による乾燥にも注意します。
🛋 5. インテリアへの取り入れ方
モダンな鉢と合わせて、リビングの隅や窓際に配置すれば、スッとした縦のラインが空間を引き締めてくれます。複数本立ての株を選ぶと、よりボリューム感が出てインパクトのあるアクセントに。シンプルなインテリアとの相性が良く、洗練された雰囲気を演出します。
❓ 6. よくある質問(FAQ)
Q. 葉が丸まってきたのですが、何が原因ですか?
A. 乾燥や寒さ、あるいは根詰まりの可能性があります。水やりや置き場所を見直してみてください。
Q. 剪定は必要ですか?
A. 基本的に自然樹形で楽しめますが、伸びすぎた枝を整える程度の剪定は可能です。春〜初夏が適期です。
Q. ペットがいる家でも大丈夫ですか?
A. 一般的には無毒とされていますが、誤飲を避けるためにも届かない場所に置くのが安心です。
📝 7. まとめ
アマゾンオリーブは、美しい葉とすっきりとしたフォルムで、インテリアの格をぐっと高めてくれる観葉植物です。日当たりや水やりに少し気をつけるだけで、丈夫に育ち、季節を問わず楽しめます。冬支度を始める11月は、アマゾンオリーブを室内に迎え入れるのにぴったりのタイミングです。
