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🌿【艶やかな葉が魅力】ツピタンサスの特徴と育て方|空間にリズムを生む“軽やかな緑”
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様々な樹形が出回っています。葉の大きい樹種の中ですが軽めの印象なところも使いやすい |
🪴【1. はじめに】
ツピタンサスは、艶やかで長い葉を放射状に広げる観葉植物で、軽やかさと落ち着きを兼ね備えた印象が魅力です。
傘のように広がるフォルムから、どこかリズミカルな雰囲気があり、空間に動きをもたらします。
丈夫で育てやすく、スタイリッシュなインテリアグリーンとしても人気です。
📘【2. 基本情報】
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学名:Schefflera pueckleri(旧名:Tupidanthus calyptratus)
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科・属名:ウコギ科 シェフレラ属
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原産地:東南アジア(ベトナム、カンボジアなど)
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特徴:つやのある楕円形の葉が放射状に展開し、成長とともに美しい樹形をつくります。
シェフレラ(カポック)の近縁種でありながら、より洗練された印象があります。
🌱【3. 育て方のポイント(9月)】
☀️ 3-1. 光と置き場所
明るい室内を好みますが、直射日光は苦手です。
9月は夏の強い日差しが和らぎ始める時期。レースカーテン越しの光が理想的です。
暗すぎると葉が落ちることもあるため、なるべく明るい場所へ。
💧 3-2. 水やり
気温が下がり始める時期は、水やりの間隔を調整することが大切です。
土の表面がしっかり乾いてからたっぷりと与えましょう。
水のやりすぎは根腐れの原因になるため、特に9月後半は控えめに。
🌡️ 3-3. 温度と湿度
適温は20〜28℃程度。耐寒性はやや弱く、10℃を下回る前に室内管理へ移行しましょう。
乾燥にやや弱いため、エアコンの風が当たらない場所に置き、必要に応じて葉水で加湿を。
🧪 3-4. 肥料
9月中旬までは緩効性肥料または液体肥料を月1回与えることで、冬越しに向けた体力を蓄えられます。
中旬以降は施肥を控えていきましょう。
🐛 3-5. 害虫対策
カイガラムシやハダニが発生することがあります。
葉の裏を定期的にチェックし、葉水や濡れ布で拭くことで予防します。
🏡【4. インテリアとしての楽しみ方】
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📍置き場所例:窓際・リビング・玄関・オフィスのコーナー
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💡コーディネートのコツ:白やグレーの鉢に合わせると、ツピタンサスの艶葉が引き立ち、空間に清潔感が生まれます。
✅【5. まとめ】
ツピタンサスは、丈夫さと美しい葉姿を併せ持つ観葉植物です。
葉の広がりが軽やかで、空間に自然なリズムを加えてくれます。
9月は季節の変わり目。光や水の管理に少し気を配ることで、より健やかに育てられるでしょう。
初心者から上級者まで幅広く楽しめる、おすすめのグリーンです。