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🌺【アンスリウム・アンドレアヌム】鮮やかな花苞が魅せる、南国の気品🌺
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年間通して流通の絶えないアンスリウムですが、今の時期のものはとても綺麗です |
🌺【アンスリウム・アンドレアヌム】鮮やかな花苞が魅せる、南国の気品🌺
🪴【1. はじめに】
アンスリウム・アンドレアヌムは、光沢あるハート型の花苞と濃緑の葉が魅力の観葉植物です。
「フラミンゴフラワー」「オオベニウチワ」とも呼ばれ、長期間楽しめる花姿がインテリアにも人気。
花のように見える部分は「苞(ほう)」と呼ばれる変化した葉で、実際の花は中心の「肉穂花序(にくすいかじょ)」部分です。
📘【2. 基本情報】
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学名:Anthurium andraeanum
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科・属名:サトイモ科 アンスリウム属
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原産地:南アメリカ熱帯地域
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特徴:鮮やかな赤やピンク、白などの色が豊富な苞を持ち、通年開花が可能な品種も多い
🌤【3. 育て方のポイント】
☀️ 3-1. 光の条件
アンスリウムは明るい日陰を好む植物。
直射日光は葉焼けを引き起こすため避け、カーテン越しの柔らかい光が理想です。
暗すぎると花付きが悪くなるため、午前中に日が入る場所がベストです。
💧 3-2. 水やり(9月)
9月は気温が下がり始め、土の乾きもゆるやかになってきます。
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えるのが基本ですが、湿りすぎには注意しましょう。
特に根腐れを起こしやすい植物なので、受け皿の水は必ず捨て、通気の良い鉢を選ぶのが大切です。
🌡️ 3-3. 温度と湿度
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適温:20〜28℃
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最低気温:15℃を下回らないように管理
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冷え込みが始まる時期には夜間の窓際は避けて室内中央へ
また、湿度を好む植物なので、葉に霧吹きをすると健康を保てます(ただし花苞には水がかからないように注意)。
🪴 3-4. 土と鉢
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水はけと保水性を兼ねた観葉植物用培養土が最適
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ピートモスやパーライトを混ぜるとさらに◎
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根詰まりしやすいため、1〜2年に一度の植え替えがおすすめです
🧪 3-5. 肥料
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9月中は月1回程度の液体肥料または緩効性肥料を与えると開花が安定
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10月以降は寒さに備えて肥料をストップ
🐛 3-6. 病害虫
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ハダニ・カイガラムシ・アブラムシなどがつきやすいので、葉裏を定期的にチェック
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見つけたら拭き取りや殺虫剤スプレーで早めに対応しましょう
🏡【4. インテリアでの楽しみ方】
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花苞の色によって雰囲気が変わり、華やかなアクセントとして活躍
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陶器鉢や白系プランターと合わせると、ホテルライクな印象に
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リビングや受付、玄関などよく目にする場所に最適
✅【5. まとめ】
アンスリウム・アンドレアヌムは、花のような葉を通年楽しめるエレガントな植物。
9月は季節の変わり目ですが、まだ花も葉も元気に育ちやすい時期です。
光と湿度を意識した管理をすることで、美しい花苞を長く楽しむことができます。
室内に気品ある彩りを添える一鉢として、ぜひ取り入れてみてください。