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🍂【秋の変わり目に気をつけたい】フィカス・ベンジャミンの育て方|10月編
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成長がはやいので、こまめな剪定が必要 | 斑入りのものは部屋がグッと明るくなります | 斑入りのものは更に明るい場所を好みます。 |
🪴【1. はじめに】
フィカス・ベンジャミンは、しなやかな枝と小ぶりの葉が美しい観葉植物。
繊細な印象ながら丈夫で、長く愛されている定番グリーンです。
10月は気温と日照時間が徐々に下がっていく季節。ベンジャミンにとっても、冬越し準備を始める大切なタイミングです。
この記事では、フィカス・ベンジャミンの基本情報と、10月に気をつけたい管理ポイントを中心に解説します。
📘【2. 基本情報】
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学名:Ficus benjamina
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科・属名:クワ科 フィカス属
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原産地:東南アジア
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特徴:細かく揺れる葉が特徴で、光に反応してやや葉を落とす性質があります。剪定にも強く、観葉樹として人気があります。
🌿【3. ベンジャミンの育て方】
☀️ 光環境:
日当たりを好みますが、直射日光は葉焼けの原因になるため、明るい間接光がベスト。
10月は日照時間が短くなるため、日光を確保できる場所に移動させましょう。
💧 水やり:
気温が下がる10月は、水やりの頻度を徐々に減らしていくのがポイント。
土が乾いてから2〜3日後にたっぷり与える程度でOK。湿った状態が続かないよう注意します。
🌡️ 温度管理:
15℃を下回ると葉を落としやすくなるため、夜間の冷え込みに注意。
屋外に置いている場合は、室内への取り込みを検討しましょう。
🌬️ 風通し:
蒸れには弱いので、風通しのよい場所をキープ。
ただし、冷たい風やエアコンの直風は避けてください。
✂️ 剪定・整枝:
10月は軽めの剪定に向いています。
込み入った枝葉を整え、冬に向けたスッキリとした樹形を作っておきましょう。
🍁【4. 10月のお手入れのポイント】
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✅ 水やりを「控えめ」にシフト
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✅ 気温の低下に備えて、鉢の移動(屋外→室内)を検討
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✅ 短日照により葉が落ちるのは「自然な現象」なので慌てずに
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✅ 冬越し準備として、置き場所・剪定・風通しを見直す月
🏡【5. インテリア活用】
フィカス・ベンジャミンは、スタイリッシュな空間からナチュラルインテリアまで幅広く調和します。
やや高さが出るため、玄関・リビングの角・階段脇など縦のラインを活かす場所におすすめです。
白・グレー系の鉢と合わせると、秋冬でも爽やかな印象に。
❓【6. よくある質問】
Q. 葉がパラパラと落ちますが病気でしょうか?
A. 気温・環境の変化による自然な生理現象です。新芽が出てくれば問題ありません。
Q. 葉先が茶色くなってきました
A. 乾燥や冷気、または水切れの可能性があります。空気の流れと温度に注意を。
✅【7. まとめ】
フィカス・ベンジャミンは、季節の変わり目にデリケートな反応を見せる一方、適切な管理で力強く育つ観葉植物です。
10月は、冬の備えを始める大切なタイミング。置き場所や水やりを見直し、ゆるやかに成長モードを整えてあげましょう。