先日、つくば市にある実験植物園に行ってきました。
エリアがいくつかに分かれ、熱帯や乾燥地帯など、世界各地の気候状況に合わせた環境下にて植物を管理しています。もちろん大半の植物は地植えです。
私にとっては、行く度に植物に対する視野を広げてくれる場所です。
行くたびに感じる事は、私が取り扱う鉢植えの植物と同じ品種のものでも、地植えであり完全に原産地の気候を再現した環境で育てた植物の逞しさやしたたかさです。
今回改めて感じたことが、役目を終え枯れた葉についてです。
写真の枯れて垂れ下がる枯葉部分、私は美しさを感じました。
私の業務内容的には、枯れた葉は理由がない限り処理をしてきれいな葉に視線が集まるように努めます。が、時と場合によりこのように感じる事もあるのだな。と。
些細なことですが、改めて、自分たちとは違うルールで生きている植物に想いを馳せる事は、なにか学びに繋がるな。と楽しい気持ちになりました。